資金繰りが難しくなった経営者が行うべき対策は?
2022.06.07
はじめに
キャッシュの不足は事業が滞る一因になります。堅実経営は大事ですが、例えば今回の新型コロナウイルス禍のような未曾有の事態に対処できる余力、あるいは方策をもっておかないと今後大きな不安を抱えながら事業を展開することになります。万が一の事態に備えた備えはやはり必要です。
こちらでは資金調達が難しい経営者向けに、諦める前にやるべき資金繰り対策を解説していきます。
資金繰りが厳しい経営者の対策
資金繰りが苦しい時、資金調達の方法としてまずは融資を考えていませんか?しかし融資の特性として、事業者の審査が必須となります。赤字決算を行っていたり、債務超過に陥っていたり、税金の滞納をしていたりということがもしあればご存知の通り審査を通過するのは困難です。
金融機関は会社の信用力や計画性なども加味して審査を行いますが、前提として先ほど上げたようなマイナス要素がない場合に限ります。
ですから資金繰りが悪化しても融資を考えればよい、というのは少し違います。
もし融資を受けられる経営状態だったとしても、業績の悪化が現実としてあり、それで資金繰りが苦しくなったのであれば、改めて融資を受けるという判断は企業にとって自分で自分の首を絞めるようなものです。
毎月のように赤字計上で継続的に資金が不足しているようでは、借入を行ったとして一時しのぎにすぎません。
資金ショートの対策
経営状態が苦しい時に資金ショートはさらに厳しい状況に陥ることが予想されます。少なからず現状の資金繰りがプラスになるように、改善点を見つけなければならないでしょう。
方法の一つは自社の資産を売却し、借り入れという方法を使わずに現金調達を行うことです。
余剰在庫があればそれを売却し、保存コストのカットと現金調達を同時に行う方法もあります。
また保有している利用していない不動産や有価証券などを売却し、現金化する方法も、手持ちの現金を増やして資金を円滑にする方策の一つになります。
そのほかこれは苦肉の策になりますが、取引先の同意が取れれば買掛金の支払いを延長してもらうのもありです。取引先も倒産されて売掛金の回収ができなくなる最悪の事態は避けたいでしょうから、良い返事をくれる可能性は高いです。
もう一つ、売掛金を現金がするファクタリングという方法もあります。手元に売掛金があればファクタリング会社に相談してみてください。
もし資金がショートしてしまったら
資金ショートしてからでは遅いです。ショートする前に資金繰りの悪化原因を突き止めましょう。
資金繰りの悪化原因は、売掛債権の増加、商品在庫の増加、売り上げと入金までのライムラグ、費用の増加などがあります。
このほか過剰な設備投資や収益の減少も資金繰りの悪化原因です。
資金ショートを起こす前に会計士や中小企業センター、商工会議所へ相談し、経営や資金調達に関するアドバイスを受けましょう。
また複数の資金調達方法を準備しておき、適宜使い分けていく必要があります。
資金調達方法とファクタリング
いますぐ低リスクで資金調達がしたいという場合、ファクタリングが最適です。売り上げは増加しており経営業態は上向きであるものの、売掛金が回収できず手持ちの現金が減り、そのために資金繰りが悪化しているという場合にはさらに効果的です。
最短即日での現金化が可能なうえ、売掛先にも2社間ファクタリングであれば秘密にしたまま契約ができます。手数料を抑えたい場合は3社間ファクタリングがオススメです。
まとめ
ここまで資金調達ができない経営者へ〜諦める前にやるべき資金繰り対策について紹介しました。
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