即日入金可能!それぞれの資金調達法、メリット・デメリットとは?
2021.02.14
はじめに
支払期限が迫っていて今日明日中に資金調達したいが、融資が間に合いそうにない!そんなシチュエーションが実際に起きたら、経営者としてどのような選択を行うべきでしょうか。
こちらでは即日で資金調達する7つの方法とメリット・デメリットを解説していきます。
資金調達方法をそれぞれのメリット・デメリットともに紹介
1.ビジネスローン
ノンバンクの融資商品です。年利は6%から18%と比較的高めですが、審査は融資よりも緩くなります。消費者金融などのビジネスローンであれば即日融資ができるところも。
メリット
・担保、保証人不要
・審査通過率が融資と比べると高い
デメリット
・金利が高い
・融資と比べると上限額が低い
2.不動産担保ローン
不動産を担保にしたローンです。これを専門とするローン会社に依頼すれば、即日での借入が可能です。
メリット
・年利が低め(2.5%から15%程度)
・不動産価値が認められれば審査通過が容易
・大きな額の資金調達も可能
デメリット
・担保を失うリスク
・不動産の鑑定や登記があると即日での融資は不可能、手数料発生の可能性もある
3.ファクタリング
2社間ファクタリングなら即日での資金調達が可能。自社が持つ売掛債権を売却し、資金とする方法です。
メリット
・審査可決率の高さ
・売掛先に知られずに現金化が可能(信用不安のリスク回避)
・買い取り代金の返済義務がない
デメリット
・手数料が高め(15%前後)
・売掛金の額面を超える資金調達ができない
・分割払いができない
4.カードローン
経営者個人でのカード契約により借り入れが叶います。会社に貸し付ける形で資金調達が可能です。
メリット
・ビジネスローンよりも審査可決率が高い
・借入までのスピードが早く、ネットで手続きが完結する会社もある
デメリット
・金利の高さ
・総量規制を超える借り入れ不可
5.手形割引
満期を迎える前の約束手形の買取りによる融資がこちらです。
メリット
・満期日より前に入金
・審査可決率が高い
デメリット
・手形割引料の発生
・不渡りなどで手形買戻しのリスク
6.知人、身内などからの借り入れ
共同経営者、役員、取引先、家族など一定の信頼関係がある人からの借り入れです。当然審査がありません。
メリット
・審査がないため手間がかからない
・対価の提示によって借りやすくなる可能性も
デメリット
・信頼を失い、その後の関係性にヒビが入る可能性
7.資産売却
手持ちの個人資産、会社所有の遊休資産を売却し、現金調達をする方法です。有価証券や不動産、商品在庫、自動車、美術コレクション、貴金属類など資産全般が売却対象です。
メリット
・リスクがほとんどない
・自己資本比率改善で銀行の心証も良くなる
デメリット
・買い手を見つける必要性がある
・市場取引額より安い価格で手放さなければならないことも
まとめ
ここまで即日で資金調達する7つの方法とメリット・デメリットについて紹介しました。
今すぐに現金がほしいとき、上記の方法を利用すればそれが叶う可能性があります。ご自身の状況と会社の状況を見極めたうえで、最適な方法を選びましょう。