資金繰り悪化になる前に!ファクタリングで資金調達
2022.08.12
はじめに
ファクタリングの利用方法において、売掛金が回収できない不測の事態への対応と、会社の資金繰りの悪化を防ぐ目的があります。
不測の事態はいつ起きるかわかりませんが、逆にいうといつ起きてもおかしくはありません。資金繰りが取引先の倒産を機に急激に悪化し、共倒れで倒産してしまうケースもあります。緊急時の資金調達方法として、融資以外にもいくつか用意しておくと安心です。
こちらでは売掛債権買取のファクタリングで、売掛金の未回収リスクと資金繰り悪化を回避する方法を解説していきます。
売掛債権とは?
売掛債権とは、取引先への納品やサービスの提供後、まだ受け取っていない代金を請求できる権利のことです。
企業や個人が取引先との仕事において代金を支払う際に、掛け取引を行うことも多くなります。掛け取引とは納品に対する現金支払いではなく、1か月以上先の支払いサイトで代金支払いを行うというものです。
売掛債権は資産として計上し、流動資産として記帳されます。流動資産とはすぐに入金が見込める債権のことです。ちなみ売掛債権を売掛金と呼ぶこともありますが、売掛債権は売掛金と受取手形を含む債権を指し、ほぼ同じ意味と考えて問題ありません。
売掛金は1か月から2か月後に入金される資産で、それ以上の期間で入金される場合は、受取手形という形で取引することが多くなります。
資金繰り悪化を回避するには
資金繰りの悪化を回避するために、保有している売掛債権があるならそれを確実に回収しておかなければなりません。会社に現金が入ってこなければキャッシュフローが悪化し、企業や従業員とへの支払いが滞ればそれこそ信用問題となり、事業を続けていくことができなくなってしまうでしょう。
キャッシュフローの悪化を防ぐための注意点は2つあります。
一つは売掛債権が入金されるまでのタイムラグを計算しておくことです。
この入金までのタイムラグは支払いサイトと呼ぶのが一般的で、売掛債権が想定以上のペースで増えてしまうと、キャッシュフローの悪化を招きます。
取引先の経営状態が悪く、期日通りに入金されなかった場合、途端に資金繰りが悪化します。支払いサイトの間も仕入れや設備投資、給与支払いなど支出があるわけですから、手持ちの現金が減り続けます。その状態は数か月も続くとかなり危険です。
売掛債権の回収は当然のことと考え、対策を怠ると、入金遅れやデフォルトが起きた時に資金繰りが悪化します。
売掛金は支払期限から2年(2020年からは民法改正で5年に延長)たつと、時効によって回収できなくなります。
回収不能のケースで金額が大きければ大きいほど、資金繰り悪化だけでなく倒産リスクも大きくなります。取引先が倒産し、回収不能が確定、その後、自社も連鎖倒産する可能性や、売り上げは多いのに売掛金が回収できないために黒字倒産もあり得る話です。
ファクタリングは売掛債権を買い取ります
支払いサイトが長すぎて資金繰りが悪化したり、取引先の倒産で回収不能になったりと、自社の経営が圧迫される恐れは事業を続けていく限り、多くの方が直面する問題です。
そうした資金面の不測の事態に対して、融資とは別の資金調達が叶うのがファクタリングです。
ファクタリングは例えば金融機関からの融資を断られたときや、売掛金の支払いサイトが長すぎるケース、あるは取引先に知られず資金調達したいときに非常に有効か手段です。
売掛債権がたくさんあるのに現金が入ってこなければ、キャッシュフローがうまくいきません。支払期日前の売掛債権をファクタリング会社が買取り、現金化することで資金繰りが悪化する前に手を打つことができます。
ファクタリングの2社間取引であれば、取引先を介さずファクタリング会社との契約関係で資金が調達できます。入金までの時間は申し込んだ当日から長くて3日程度と非常に早くなっています。
ファクタリング契約を締結する際は審査が必要ですが、この審査は融資の審査とは違い会社の信用力を問うものではなく、本人確認書類と会社の通帳、請求書と受発注の証拠となる書類があれば申し込みが可能です。
契約には納税証明書や印鑑証明書、登記簿謄本といった書類が必要になりますが、融資よりも時間をかけることなく、また審査通過率も融資よりずっと高くなります。
すぐに現金化したいという方にはうってつけの手段かもしれません。
トライのファクタリング
ここまで売掛債権買取のファクタリングで、売掛金の未回収リスクと資金繰り悪化を回避する方法について紹介しました。
ファクタリングのトライでは、最短即日入金、全国出張対応にてファクタリングを行っています。法人、個人事業主の方もお気軽にご相談ください。
また当社では、ファクタリングによる資金サポートだけでなく、コンサルティングや新たなビジネスパートナーの紹介を行っております。
お客様に寄り添い、資金面だけでなくビジネスの未来まで見据え、お客様に合った支援・アドバイスを行っています。いつでもお気軽にファクタリングのトライへご相談ください