信用情報ブラックでもファクタリングは利用できる?
2022.10.07
はじめに
ファクタリングは融資とは違い、申し込んだ人の信用情報は照会されません。
通常融資の場合は信用情報機関への照会ののち、年収や借り入れ状況、融資の申し込み状況などの情報を勘案し、融資の可否が決まりますが、ファクタリングはこれを行うことはありません。ではファクタリングはどのようにして審査をおこなっているのでしょうか。
こちらでは信用情報ブラックでもファクタリングなら資金調達ができる理由を解説していきます。
信用情報ブラックとは?
信用情報は、個人の勤務先、居住形態、借り入れ状況、ローン契約等の契約・申し込みに関する客観的な取引事案を登録した個人情報のことで、金融機関の融資やローン契約を結んでもリスクがないかの判断を行う際の判断材料のことです。
もし過去に借入金の支払い遅延や債務不履行、法的な整理などがあった場合「金融事故」として扱われ、その記録が信用情報に残ります。信用情報ブラックとは、金融事故情報が参照できるため、融資・ローン契約ができない状態を指します。ブラックリストなどと別の言い方がされる時がありますが、実際にはリストがあるわけではなくそうした金融事故が起きた事実が記載されているにすぎません。
ファクタリングと信用情報の登録
信用情報は、個人情報信用機関(KSC、CIC、JICC)などで管理・共有されていて、個人でも手数料を払えば参照できます。ですから自分がブラック化どうか調べられるわけです。
金融事故情報は生涯記録される続けるわけではなく、情報機関によって違いますが任意整理は5年、自己破産は5年から10年、延滞なら1年から5年は残り続けます。逆にいえばそれ以上に期間が過ぎると自動的に信用情報はまっさらな状態に戻るので、融資やローン契約が締結できる可能性が高まります。
ちなみにファクタリングはこうした信用情報とは無縁の関係です。ですからたとえ信用情報ブラックであっても、ファクタリングなら売掛金さえあれば買取が可能です。
ファクタリングは信用情報ブラックでも利用できる!
融資の場合、もし信用情報ブラックの状態だと資金調達が必要な時でも融資やビジネスローンの審査が下りない可能性が高く、下りたとしても少額での契約になる可能性が高くなります。
ファクタリグならたとえ信用情報ブラックでも、売掛金さえあれば早期での現金調達が叶います。
ファクタリングは自社が持っている売掛債権を売却し、現金を得る方法で借り入れではありません。
そのため銀行のように会社や個人に対する厳密な情報収集は行いません。ファクタリングでは申し込んだ本人よりも、取引先の信用力が重要です。売掛先は信用できるか、債権の買い取り代金回収ができるかをより厳密に調べます。ファクタリング会社にとってみれば、相手先からの入金がないと損失を被ってしまいますから、直接の利害関係が発生する取引先を入念に調べるのです。
まとめ
ここまで信用情報ブラックでもファクタリングなら資金調達ができる理由について紹介しました。
一度信用情報ブラックになってしまうと、その後数年間はその記録が消えず、融資やローン契約が行いにくくなります。資金繰りを悪くする前に、手持ちの売掛金がある場合はそちらを活用して、負債を増やさずまた金融事故を起こさないようにしたいものでしす。
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