ファクタリングは使える?赤字決算・債務超過での資金調達
2021.06.15
はじめに
企業が赤字決算や債務超過の状態では、銀行からの融資やビジネスローンなどからお金を借りることが難しくなります。
融資が受けられない状態にもかかわらず、資金繰りが悪化した場合は事業継続が厳しくなっていくでしょう。
ファクタリングは借り入れができない企業でも問題なく利用できる仕組みになっています。
こちらでは赤字決算や債務超過の会社でも確実に資金調達する方法を解説していきます。
借入と中小企業・個人事業主
個人事業者、法人含め無借金経営を10年以上続けているケースは非常にまれで、どんな事業者も創業時や創業後に1度は借り入れを行っていると思います。日本の企業は諸外国と比べても資金調達の手段として借り入れを選ぶケースが多いといわれています。
この借り入れが実は厄介なもので、一度行ってしまうと負債を抱えてしまいます。返済期間内での返済が必要になるほか、経営状態が悪化し返済余力がない場合、次回の融資は受けられません。
日本の中小企業の多くは赤字経営です。その割合は2017年の時点で国内企業の6割を超えていますが、これらの企業の多くが融資による資金調達が困難であるのは想像に難くありません。
銀行をはじめとする融資商品を提供する金融機関は、大企業に比べて経営基盤も弱く、資本も少ない中小企業や個人事業者が赤字や債務超過の状態ではお金を貸してくれません。返済能力がないとみなされれば融資を断られるのは目に見えています。
また利益を継続的に出している安定企業の中には、節税目的で赤字決算とするケースもあります。経営が順調な時はそれでも問題ないのですが、今回のコロナ禍のように、予期せぬ出来事によって突然キャッシュフローが悪化する可能性もあります。
こうしたケースで融資で乗り切ろうとしても、赤字決算が裏目に出る形で、融資を受けたくても受けられない状況に陥ってしまいます。
このように日本の中小企業、個人事業者は資金調達は借り入れ一辺倒と考えていると、足元をすくわれる可能性が多いにあります。他にも資金調達の手段を用意しておくと安心です。
赤字決算・債務超過でのファクタリング
赤字決済や債務超過の状態でも行える資金調達の手段があります。それがファクタリングです。
ファクタリングは企業が持っている資産である売掛債権を売却し、現金化する方法です。融資とは違い、自己資産を活用した資金調達方法であり、借金を増やすことはありません。
さらに言えば、ファクタリングであればその審査は融資の時とは違い、自社の経営状態や税金の滞納といった情報ではなく、売掛金の種類や売掛先の信用度に重きをおいて行うため、銀行融資とは別の審査基軸となります。もし銀行の借り入れ審査が通らない状態でも、ファクタリングはこうした状況とは関係なく、売掛金さえあれば現金調達できる可能性があるのです。
また審査自体も銀行融資のように多くの書類を必要とせず、審査結果が出るまでの時間も少なくて済むため、迅速な資金調達が行えます。最短当日中に現金が受け取れるケースもあります。
融資と異なる点がもう一つ、ファクタリング会社は審査時に信用情報機関を利用しませんし、ファクタリングを利用したことを情報として登録するわけでもないため、信用情報を気にする方は安心して利用できます。
トライのファクタリング
ここまで赤字決算や債務超過の会社でも確実に資金調達する方法について紹介しました。
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