簡単・スピーディな資金調達は請求書買取サービス
2021.03.18
はじめに
売掛金は期日までの入金という「取り決め」があるため、早期入金を願ってもそれは取引先次第という面があります。なるべく早く入金してほしいとも言いづらいですよね。
困ったときは請求書買取サービスを利用しましょう。
こちらでは早期入金で資金繰りの手間とリスクが解消する『請求書買取サービス』を解説していきます。
請求書の買取サービスと資金繰り改善
「請求書の買取りサービス」と言われても、あまりなじみがないためその実態がよくわからないという方も多いかもしれません。
請求書買取とは、企業や個人事業者がその取引先に対する送付済みの請求書を、「ファクタリング会社」が買取を行うサービスです。
請求書に記載されている請求額は、売掛金=売掛債権となりその事業者の資産となります。この売掛債権を買い取り、手数料を差し引いて申し込みを行った事業者に入金するのがファクタリングサービスの内容です。
通常売掛金は、その入金タイミングが請求後1か月以上先になります。その間は売掛債権という資産はあるものの、現金化できていないためその活用ができません。
しかしファクタリングサービスを利用すれば、審査や契約がスムーズにいけば最短で申し込み当日に現金化することができ、ほかの用途に現金を活用することができます。
売上は立っているものの、手持ちの現金が少ないため次月以降の経費支払いが不安な状況になっている、あるいは現金がなくなり月末の給与支払いが難しいなど、資金繰りの悪化で厳しい状況でもファクタリングを活用すれば、状況を打破できる可能性が高いと言えます。
買取率の高い請求書とは?
買取り率とは、売掛金の手数料率のことです。
ファクタリングサービスには、ファクタリング会社が独自に指定する「手数料率」があります。この手数料率を請求書の額面にかけ、算出された金額を「ファクタリング手数料」として差し引き、残りの金額が入金されるという形になります。
買取り率の高い手数料というのは、売掛先の信用力が高い場合、支払い期日までの期間が短い場合などのケースです。
売掛金の信用力の高さは、売掛先が上場企業や国・自治体であり倒産の可能性が低い、あるいはその取引先と何年も同じ取引があるといったところが評価されます。また支払い期日が短いほど、その間に経営状態が悪化し倒産や廃業などのリスクが少ないことから、売掛債権の未回収リスクも低くなるため、買取り率は高くなります。
請求書の買取を知られたくない時には二社間ファクタリング
ファクタリングサービスを希望し実際に申し込みを行う際に、取引先にファクタリングの利用を知られたくない場合は2社間ファクタリングを利用すると良いでしょう。
2社間、つまりファクタリング会社とファクタリングを申し込んだ事業者との間で取引を行うと、第三者である取引先や銀行などの金融機関に知られることはありません。
流れとしては、ファクタリングを申し込んだあと、売掛先に対してファクタリング会社が調査を行います。その後審査に問題なく、契約に至った場合、手数料を差し引いた額が振り込まれます。
その後、取引先からの入金があり次第、その額をファクタリング会社に入金することで取引が終了します。そのため、取引先にファクタリングの利用を知られることなく利用できるというわけです。
ここまで早期入金で資金繰りの手間とリスクが解消する『請求書買取サービス』について紹介しました。
ファクタリングを活用して、資金調達を効果的に行っていきましょう。