介護報酬ファクタリングで資金調達!
2022.06.10
はじめに
介護報酬債権とは、介護事業などで提供したサービスに対して発生する報酬のうち、未入金のものを指します。
これらの売掛債権は通常の報酬請求の一方で、ファクタリングサービスの利用により、給与支払いや資金繰りの改善といった資金調達の方法として活用できます。
こちらでは介護報酬ファクタリングを解説していきます。
介護事業の資金繰り事情
介護事業者の課題として、介護報酬の請求から支払いまでの猶予期間が長いため、資金繰りが厳しくなりがちな点があげられます。
介護報酬は基本的にそのサービスの負担比率は、利用者1割、保険が9割で、利用者から支払われる金額がかなり少なくなっています。
加えて介護報酬の支払い猶予期間が約45日間であり、その空いた期間を手持ちの資産で穴埋めしていくことが、介護事業者に課せられた使命と言っても良いでしょう。
当然ながら猶予期間中も経費は発生します。
特に介護事業は経費のうち人件費に占める割合が大きく、サービスを提供するスタッフの存在が欠かせません。彼らの人件費の支払いを滞らせるわけにもいきませんから、介護事業者にとって資金繰りは、慢性的に頭を悩ませている問題と言っても過言ではないでしょう。
資金繰りの改善は、キャッシュの調達で実現しますがその調達をどのように行っていくかも重要なところです。
まず思いつくのは銀行融資やビジネスローンの利用ではないでしょうか。こうした融資は低金利での借り入れが叶えばよいものの負債を増やすことには変わりありません。またすでに融資を受けていたり、赤字決算などを出していたりすると、利用したくても利用できない、つまり審査落ちの可能性が濃厚です。
こんな時は介護報酬債権を利用した資金調達を行うと良いでしょう。それが介護報酬ファクタリングです。
ファクタリング利用のメリット
介護報酬ファクタリングとは、利用者に対するサービス提供を行い対価として支払われた介護報酬のうち、保険適用分(国保連請求部分)をファクタリング会社へ売却し、資金調達する方法です。
買取りに際しては融資のような個人情報の照会や事業者の経営状態、税金の納付状況といった審査は行わず、審査に掛かる時間や入金までの時間も短いのが特徴です。そのためすぐに現金調達したいときなど、資金繰りが喫緊のとなる場合に非常に有効な手段といえます。
ちなみに銀行融資の場合、早くても10日程度、通常2週間以上はかかります。しかしファクタリングでは通常申し込みを行った当日から3日以内に入金されますので、スピード感がまったく異なります。
またファクタリングは融資とは別の取引になるため、たとえファクタリングを利用した後で、融資の申し込みを行なったとしても問題ありません。
介護報酬を請求する国保連は、国の機関であるためまず倒産しません。ファクタリング会社にとってはこうした売掛先の信用性は、自分たちのリスクにかかわるため重要な問題です。是が非でも未回収は避けたいわけですが、介護報酬のように売掛先の安定度が高い場合は手数料率を低めに設定し、積極的に買い取ってくれます。
まとめ
ここまで介護報酬ファクタリングについて紹介しました。
介護報酬を利用したファクタリングは、低い手数料率とスピード感あふれる資金調達で、効果的に資金繰りの悪化を避けることができます。
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