こんな企業はファクタリングがおすすめ!
2022.09.16
はじめに
ファクタリングの利用においては、ファクタリング向きの企業とそうでない企業があります。
その理由としてはファクタリングがキャッシュフローを潤滑にする意味合いが強く、資本が潤沢でフローがスムーズに回っている企業にはファクタリングの利用価値は低くなりますが、そうでない企業の利用価値が高いためです。
こちらでは売掛金現金化のファクタリングで得られるメリットと利用をおすすめする企業を解説していきます。
ファクタリングの仕組み
事業の成長途上で重要なのは、資金をいかにうまく回すかです。
このキャッシュフローはどれだけ仕事をして売掛金を増やしても、すぐに手元の現金が増えるわけではありません。1か月以上先の入金日まで待たないと、現金調達ができません。そのため、未回収の売掛金が増えるとキャッシュフローが苦しくなっていきます。
ファクタリングは売掛金の回収を早めるだけでなく、売掛金の未回収リスクをゼロにできます。
ファクタリングは手元にある売掛金をファクタリング会社が買取り、それを現金で回していくことで、会社のキャッシュフローを円滑にできるようになります。ファクタリングは、銀行融資やビジネスローンが組めない場合にも、借金自体を作りたくない場合にも活用できるサービスです。
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ファクタリングの売掛金現金化
ファクタリングによる売掛金の現金化は、売掛債権をファクタリング会社が買取り、現金化することです。
ファクタリングの利用により、取引先の支払いが2か月先の場合でも、その権利(売掛金という資産)を売り、手数料や費用を差し引いた残額をすぐに手にできます。
売掛債権の回収まで、通常なら1か月から3か月以上かかります。たとえ売掛債権ばかり増えても、現金化できない状況が続けば会社の金庫は潤わず、手元の現金はやがて底をついてしまうでしょう。最悪の場合、資金ショートによる黒字倒産もありえます。
ファクタリングは、現金化されていない売掛債権=眠っている財産=の現金化を行い、仕入れ支払いや従業員への給料支払いなどの原資となる現金調達が可能な方法です。キャッシュフローが苦しい時こそ、つなぎ資金を得るためにファクタリングを上手に使うべきではないでしょうか。
この企業タイプにファクタリングがおすすめ
繰り返しになりますが、ファクタリングを利用したほうがよい企業の典型としては、キャッシュフローが苦しく事業継続のためのつなぎ資金を欲している状態の企業です。
事業規模が大きい企業ならまだしも、零細企業や個人事業主が資金繰りにあえいでいるからといって、回収リスクの高いところに銀行はお金を貸しません。ある程度まとまった売掛債権がある場合は、ファクタリングの利用により資金不足の状況を脱するべきです。
また売り上げがあるのに手元に現金がない企業も同様にファクタリングを利用するのがおすすめです。売掛金が100%すべて回収できるかといったらそうでないケースもたまにあります。売掛先の倒産による貸倒リスクは頭に入れておくべきファクターです。ちなみにファクタリング会社が買取をした売掛金が、売掛先の倒産で回収できなくなっても、ファクタリングの申込人に支払いの義務はありません。
あとは節税のために計画的に赤字決算をしている企業もファクタリング向けの企業といえます。赤字決算だと銀行融資を受けられませんので、赤字決算だとしても問題なく利用できるファクタリングを資金調達方法の一つとして持っておくと安心です。
まとめ
ここまで売掛金現金化のファクタリングで得られるメリットと利用をおすすめする企業について紹介しました。
ファクタリングは、売掛金の現金化によって会社のキャッシュフローを円滑にし、事業成長に大いに役立てることができるサービスです。
ファクタリングには手数料などの費用を支払うというマイナス面はあるものの、赤字決算でも、税金を滞納していても利用できるプラス面があります。ファクタリングを利用する際は、これらメリットとデメリットをよく吟味して、どちらを利用するか決めていくとよいでしょう。
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