最短即日入金が可能?人材派遣業とファクタリングの相性
2022.04.18
はじめに
人材派遣業界は景気の波に左右されやすい業界と言われています。
そのため人材派遣業における資金繰りは常時課題となっているほか、改正派遣法による影響で負債を抱える事業者も多く、さらに厳しい状況に追い込まれる可能性もあります。
資金繰り悪化の状況で融資を受けた場合、単なる「先延ばし」に終わり、苦境の打開策としては厳しいと言わざるを得ません。
ではどのように資金問題を解決していくべきなのでしょうか。
こちらでは人材派遣業の資金調達を解説していきます。
人材派遣業の経営の特徴
人材派遣業の悩みどころとしては、契約している派遣社員への支払いが毎月決まった給料日、あるいは当日払い、週払いとなっているのに対し、派遣先企業から入金される代金は数か月後というケースが多いため、支払いサイクルが安定しない部分があります。
極端に言えば毎日常に誰かしらに給料を支払わなくてはならない反面、派遣先の支払いサイクルが長いので、構造的に資金ショートに陥りやすくなります。
また派遣会社ごとの価格競争により薄利多売を強いられることもあり、常に資金不足に悩んでいるケースも多く見られます。
資金不足の時に納税時期が重なるとさらに手持ちの資金が不足し、経営に大きな影を落とすことにもなりかねません。
また可能性としては派遣先企業の資金繰り悪化による売掛金の未回収リスクもあるので、油断できません。
人材派遣業と資金調達方法
人材派遣業の資金調達方法としてはほかの業種と同様に、融資があります。
しかし銀行融資やビジネスローン、日本政策金融公庫などからの融資はいずれも審査があります。
審査に必要な書類集めから、担保や保証人の設定などを含めると、審査までたどり着くのにかなり時間がかかり、また審査から融資が下りるまで一定期間待たなくてはなりません。
ちなみに人材派遣業の場合、改正派遣法の基準に照らし合わせると、負債が多い場合、営業許可が下りなくなります。
資産から負債を引いた基準審査額を2000万円以上に保つ必要があるため、うかつに借り入れできない事情が出てきています。
まとまった資金の調達をスピーディに行うなら、ファクタリングがおすすめです。
ファクタリングは自社が保有する売掛債権を売却し、現金化するため負債が増えないメリットがあります。そのほか融資よりも揃えるべき書類が少なく、手続きも簡単で、担保も保証人も必要ありません。
審査の通過率も融資よりすっと高く、銀行融資が下りない方でも利用ができます。
ファクタリングは売却に際して手数料が売掛金の額面から引かれますが、それを差し引いても短期の資金調達においては優れた手法と言えるでしょう。
人材派遣業と二社間ファクタリング
2社間ファクタリングでは、ファクタリングを依頼する企業と買取を行うファクタリング会社の2社間での取引となります。
売掛先を差しはさまずに秘密厳守で進めるファクタリング契約となるため、売掛先にその事実が知られることはありません。
また償還請求権なし(ノンリコース)の契約であれば、売掛金が仮に不良債権化しても、依頼人が売却した売掛金の支払い義務が発生しないため、リスクヘッジの意味でも利用できます。
2社間ファクタリングの手続きとしては申し込み後、
1.売掛先と売掛債権の審査(ファクタリング会社)
2.契約
3.売掛債権の買い取り額から手数料を引いた現金の入金(ファクタリング会社)
4.売掛金入金→ファクタリング会社への入金(依頼人)
1から3までは必要書類がすべて揃っており、スムーズな手続きができた場合、当日中に完了します。すなわち即日での入金が可能になります。
トライのファクタリング
ここまで人材派遣業の資金調達について紹介しました。
ファクタリングのトライでは、最短即日入金、全国出張対応にてファクタリングを行っています。法人、個人事業主の方もお気軽にご相談ください。
また当社では、ファクタリングによる資金サポートだけでなく、コンサルティングや新たなビジネスパートナーの紹介を行っております。
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