ファクタリング契約に必要な書類
ファクタリング契約に必要な書類は、審査に必要な書類と契約に必要な書類とあります。
ファクタリング会社によって必要となる書類が増えることがありますが、こちらでは主な書類をいくつか紹介します。
請求書
売掛金の根拠となる請求書は、ファクタリング契約には必須の書類です。
請求書の発行前であるものの、すでに納品が完了している場合でも、契約書や発注書などがあれば売掛金の買い取りが可能なケースがあります。
契約書
取引の根拠となる契約書が必要な場合もあります。基本契約書、請負契約書、業務委託契約書等を用意してください。
預金通帳
債権を持っている取引先との関係や継続的な受発注があるか。期日に滞りなく支払いがある会社なのか、その取引履歴を確認するための書類です。
これはファクタリング会社のリスクを減らすという意図があり、継続的な取引と支払いの安定性が確認できれば、半年先などかなり先の入金分についても買い取りOKというファクタリング会社もあります。
決算報告書(法人の場合)
法人税の確定申告で税務署へ提出したものが必要です。
これは申込人や取引先の事業規模と、売掛債権の所有額を確認するための書類です。設立してから間もないケースや、決算期がまだ先という場合はファクタリング会社によって対応が変わってくるので、相談すると良いでしょう。
身分証明書
運転免許証、パスポートなど顔写真つきの身分証明書が必要になります。
これは申込人が本人かどうかを確認するために必要な書類です。
代表者の実印と法人印
ファクタリング会社によって違いますが、なりすましなどを防止するために実印が必要なケースがあります。個人事業主の場合は実印のみとなります。
印鑑証明書(法人の場合)
契約時には個人と法人両方の印鑑証明書が必要です。
印鑑証明書については役所などで発行してもらう必要があるので、若干時間がかかります。契約時にどうしても必要か、事前にファクタリング会社に聞いておくと良いでしょう。個人印鑑証明書は住所のある役所で、法人印鑑証明については本店所在地の法務局で発行されます。
そのほか、必要な書類については審査や契約を行うファクタリング会社に聞いておきましょう。